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努力しないでうまく生きていく方法はないのかなあ
2019-03-15 12:09:00
静岡学園高等学校
寒来光一お気楽悩み相談室
(中日新聞)
〔悩み〕
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親や先生から「努力が足りない」とよく言われます。努力が足りないのはその通りなのですが、努力しないでうまく生きていく方法はないのかなあと思っています。私の考えは、間違っているでしょうか?(下久奈岩代・14歳 中学生)
〔回答〕
親や先生は、どうして「努力が足りない。もっと努力しろ」と言うんでしょうね。ひょっとすると、「努力が足りないと、私みたいなダメな人間になってしまうよ」という苦い思いがあるのかもしれません。誰しも、心の傷には触れてほしくないはずですから、あまり問い詰めるのはやめておきましょう。
それにしても、あなたはまだ中学生というのに、随分しっかりとした問題意識を持っているんですね。まずは、自分に努力が足りないと素直に認めている、その謙虚な姿勢に感心しました(ちなみに、私も自分のことを、努力が足りないと思っています)。ごう慢な人間に限って、自分の努力不足を棚に上げ、「世の中が悪い」だの「育った環境が悪い」だのと、周りのせいにしてしまうものです。
さらにあなたのすごいところは、努力しないで何とかうまく生きていく方法はないものかと、新しい道を探ろうとしているところです。
「(歩くまたは走る)努力をしないで、うまく移動できる方法はないものだろうか?」
「努力しないで、家をきれいにする方法はないものだろうか?」
人間に、そんな思いがあったからこそ、電車や掃除機の発明につながったのです。もしも「努力すれば何とかなる」という考え方に凝り固まっていたら、私たちはいまだに竪穴式住居で暮らしていたかもしれません。
そう。あなたが言うように、努力しないでうまく生きていく方法を考えることこそが、歴史を動かすエネルギーになるのです。
その方法を何とか見つけるために、あなたも先人たちに負けないよう、必死に努力してみてください。そして、もしもその方法が見つかった時には、私にもこっそり教えてくださいね。
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