春季リーグ2日目では、全員が光るプレーを見せてくれていましたが、特に良かったのがレンとタクミ。
この2人はとにかくこのポジション特有の「渋く目立つ」部分が相当際立っていたね。
初日から掲げたテーマは「攻守の切り替えを早くしよう!」
ここにおいて、彼らの位置の役割は重要です。
ゲームを読み、予測して行動し、攻撃の芽を摘む。
例えば、味方の選手のパスがインターセプト(パスカット)されてしまった時。
このインターセプトを、いつ気づけるのか?
1、相手が触った瞬間
2、相手が触る前、ボールが流れている間
3、味方選手がパスを出した瞬間
サッカーはボールを奪われた直後が、ボールが落ち着いてないので、最も奪い返しやすい瞬間と言われています。
1のタイミングで気づいて動き出しても、相手のいた場所に到着する頃には、そこには相手、そしてボールはいませんよね。
2のタイミングで気付ければ、相手にプレッシャーをかけられるかもしれません。
ただ、レベルが上がれば上がるほど、相手は上手く、そして素早くなり、早めに移動してしまいます。
タクミとレンはこの日、基本2のタイミングで動き出して、次に相手が動く場所を見つけ、何度もボールを回収していました。
そして時折3のタイミングの時もあった。
このプレー、文字で起こすことは簡単だけど、実際やるとなると相当頭使うし、周りも見ないといけない。
ホントこの2人に助けられたし、純粋にすごいなーと感心していました。
でも、なんでこんなことができたのか???
多分、レアルさんやグリーンさんのようにスピード感のあるチームと初日にやれたことで、2日目に予測する速度が速くなったのかなと。
初日はご存知の通り3試合共大敗。
失点はなんと3試合30失点。
普通ならやる気なくなっちゃいますよね。
ただ、彼らはブレなかった。
この3試合を1分、1秒と無駄にしなかったことで、翌日、全てが彼らのミになった。
この大敗の試合をも成長する場に変えた。
この2人に限らず、全員が気持ち切らすことなく、目先の結果に執着せず、一回一回のプレーに集中して、挑んだから成長することができたんだと思います!
ーーー春季リーグはチャレンジする場ーーー
アスル戦の試合前、監督が
「さっき勝てたからって、勝てるなんて思ってんじゃねー!そんなことよりやらなきゃいけないことあるだろ!」って檄飛ばしてましたねー笑
そうなんですよね。
いまやるべきことをやる。
このチームは絶対強くなると思います。